【ダヴィンチ 1.0 Pro】ノズルが詰まったので分解
壊れました。
何がかというと3Dプリンタ。
全然、ノズルから出てこない。アンロードしようが、ノズル清掃しようが、全然出てこない。絶望的です。
ん〜、酷使しすぎたかな〜。
1個思いつく原因は、ソフトウェアがアップデートされ今までノズル温度を240℃までしか設定できなかったのですが、更に温度を上げられるようになったのです。それが嬉しくって250℃に設定して出力してました。ABSの樹脂を使うときもっと温度高いほうが安定しそうだなーと常々思っていたので。ただ、ソフトはアップデートしていたのですが、ファームウェア(本体)側のアップデートは忘れていたのです。。。ファームウェアのアップデートは、ダヴィンチとパソコンをUSBで接続しなくてはならず、ダヴィンチとパソコンを置いている部屋が別の私は「めんどくさいから後でいいや〜」と思って忘れておりました。そしてそのまま使った結果・・・。
ノズルの中でフィラメントが焦げ固まった。。。ま、この後分解するのですが、中を覗いたら見事に真っ黒でした。
それでは分解です。
エクストルーダー(ノズルユニット)を外すにはツマミを摘んで斜めに引き上げます。するとポコっとユニットが取れる。取るときは配線のコネクタがあるので忘れずに外してください。コネクタはそのまま引けば取れます。
この黒いツマミ。これはもう取った後の写真ですが。
次はヒーター棒を外しましょう。
ヒーター棒は芋ネジで止まってるので六角レンチで外します。イモネジは小さいのでなくさないようにしましょう。私はネジ用のマグネットトレイを持っているので入れてますが、何か小皿でも用意して入れるといいと思いますよ。
次はエクストルーダーの側面のネジを外します。
ネジは特殊ネジで止まってます。専用のドライバーを持ってるのであればそれで回せばよいと思いますが私はないので、愛用のネジザウルスで取りました。今となっては有名になりましたが、昔ホームセンターでネジザウルスを見て買って使ったときは感動しましたね。もう6年ほど前でしょうか。初代ネジザウルスは2002年に出たようですけどねー。
外した後は今後も分解するので普通のプラスネジに付け替えました。
さて、外したらこの上の部分の筒状の部品を外します。ネジが切ってあって止まっているので、回せば取れます。
こんな感じで。後は刺さって止まっているだけなのでこのまま抜き取ります。
そしたらこの金色の先端のノズルも外します。ネジがきってあるのでヒーター棒が刺さってたところに何か棒を差し込んで(私は六角レンチを差し込みました)、そのままぐるんと回します。すると取れますが、、、中真っ黒でした。衝撃でわーってなってそのままアセトンに漬け込んだので写真取り忘れました。。。
さて、残ったほうはというと・・・
中にフィラメントが通るためのガイドチューブが入っているのですが・・・。
詰まって焦げたフィラメントの熱が伝わったのでしょう。こちらも焦げとりました。。。
こうなっては使い物にならないので交換しましょう。ただ、こんなピンポイントの純正部品は売ってないので代替品を探します。エクストルーダーを丸々購入すると2万円弱もするので。ただ、今後のためを考えると予備としてもって置きたいですね〜。そしたらメンテナンスとして外している間も交換して使えますし。ただ高けーなー。
さて代用品ですが、こちらを買いました。
届きました。
ガイドチューブと合わせ、同じ長さに切ります。
真っ黒に詰まってる方のノズルはアセトンにつけて、針金の棒(ノズル清掃用に付属で付いてくるやつ)でガリガリ削りながら焦げをはがし取り、向こう側がやっと見えるまでになりました。ただ、完全に焦げが取れたのかは自信ない。ノズルの中は光を当てても良く見えないし。ノズル径は0.4mmですからね。目視でその判断は厳しい。ま、しょうがないからこのまま組み付けます。
結果は・・・ノズルからフィラメント出てきた!!
ただ、、、出てきているフィラメントの状態は悪い。なんかブツブツしてて太さに均一間がない。出てるときもノズルからバチバチなんかはじけるような音もします。。。
やっぱり先端にまだ焦げ(炭)が残っていて、熱がうまく伝わらないので綺麗に溶けないんだと思います。これはノズルの中をもっと綺麗にしないとだめですね。ということで、0.4mmのドリル刃を買いました。今度これでノズルを穿って取り除いてみようと思います。
試しに造型してみましたが、やはり出来は良くなく表面がブツブツしてました・・・。
ということでまた分解・清掃したら結果を書きますねー。ダメだったらエクストルーダー買いなおすか〜。高いな〜。
- 2018.04.29 Sunday
- 3Dプリンタ
- 18:56
- comments(1)
- -