リンゴループ復活!自分でiPhone分解・バッテリー交換
知人からiPhoneが壊れたと聞きました。
どれどれと思い見せてもらったのですが、電源を入れようとしても入りません。真っ暗なままです。「あー、壊れとる」と思い、念のため充電器を刺してみたところリンゴマークが出現!「なんだ、電池切れじゃん!」と思ったら、「違う!そこから進まない!」とのこと。じーーーっと眺めていると、リンゴマークがプツンと消え真っ暗な画面になります。そして再びリンゴマークが出現。そしてプツン。その繰り返し、なるほど、これが噂の「リンゴループ」か。初めて見ました。
「リンゴループ」というのは今言ったようなリンゴマークが永遠に繰り返し出てきて先に進めない現象を言います。主な原因はiOSのアップデート中に電源が落ちてしまうなど、アップデートの失敗等でソフトウェアが壊れてしまいiOSが立ち上がれず再起動を繰り返すというものです。この場合は、セーフモードで起動して、iThunesと同期してアップデートし直したりDFUモードを活用したりすれば治るようです。ただ基盤自体が故障している場合は無理です。
ただ!目の前にあるこのiPhoneはソフトウェアの問題じゃない気がする・・・。普通にしてて電源が入らず、充電器刺した瞬間からリンゴループが始まる理由が当てはまらない。わからない??
ということで調べてみました。
そして私がたどり着いた結論は「バッテリーの劣化」です。劣化により、バッテリーの容量が低下しているのです。そして、電源を入れようにも起動に必要な電圧が足りず落ちる。そしてもう一度起動しようとするも電圧が足りずに落ちる。車のバッテリーがあがってエンジンをかける電力が足りない現象に似ていますね。
ということでバッテリーを交換すれば治る!・・・と思う。たぶん。基盤が壊れてる可能性もあるのでそしたら絶望的ですが。
問題はバッテリー交換。知人はもう新しいiPhoneに買いなおしたとのこと。ただこの壊れたiPhoneにはデータが残っていて特に、写真データが復元したいらしく困っていました。ただ、私の記憶ではアップルの方にバッテリー交換を依頼するとまずデータの初期化をされたような(違ったらゴメンナサイ)。あとはよくある修理屋さんに出すという方法。ただこちらもちょっと不安。iPhoneは個人情報の塊です。自分だけでなく、電話帳にはあらゆる人の番号やアドレスの個人情報が。大丈夫だとは思いますが、修理屋さんに預けてデータをコピーされて悪用されても気づけない。いや、修理してくれる店はそんな店ではないと思いますよ。ちゃんとしてる方がほとんどだと思います。ただ中には悪用する悪い店もあるかも・・・。見極めは難しい(疑心暗鬼・ネガティブ発想)。
ということで、自分で直してみよう!!
「自分で分解して直すから貸して下さい!」とキラキラした目で言ったら「楽しそうだな」と言われましたwそうです!一度iPhone分解してみたかったので、いい機会なので♪では準備です!壊れたiPhoneの機種は「iPhone5」です。
![]() 【工具】分解 修理キット
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![]() スマホ修理に 簡単 LCDスクリーンオープニングプライヤーフリーサイズ
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新たに購入した道具は2つ。iPhoneを分解するには特殊ネジ用の星型のドライバーが必要です。あと、ネジを回した後、iPhoneははめ合いでパネルがはめ込んであるのでそれを外すきっかけを作る吸盤の道具です。
更にiPhoneを分解するに当たって、交換するバッテリーが必要なので、ネットで中古のiPhoneを購入しました。画面が割れておりもう使えなくなっているものを安値で。欲しいのはバッテリーですので問題ないですし、本番の前に分解の事前練習もできるので。
そしてここでいきなり結果を申しますが、バッテリーを交換した結果・・・直りました!!成功です♪やはり原因はバッテリーにあったようです。
分解の様子や治った瞬間は動画に取ったので下記動画をご覧ください。
いい経験になりました。次は自分のiPhone5Sのバッテリー交換をしてみようかな。5Sになると指紋センサーがあるのでより慎重にやらないと断線しちゃうかもですね。
- 2018.08.15 Wednesday
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